「賃貸と持ち家はどちらが得か?」という議論は、住宅購入を検討する人の間でよく話題になります。
この記事では、それぞれのメリット・デメリットと生涯コストについて解説します。
Contents
賃貸のメリット・デメリット
まず、賃貸の主なメリットは下記の通りです。
・気軽に住み替えができる
・設備のメンテナンス費用が不要
・災害などの修繕費は大家の負担
・家賃の調整がしやすい
最大のメリットは、ライフスタイルの変化に合わせて住み替えができることです。
「転勤が決まった」「新しい住まいに移りたい」といった状況でも、比較的スムーズに引っ越せます。
また、設備の老朽化や不具合が起きた際も修繕費は大家が負担するため、自身の出費は抑えられます。
さらに、コロナ禍のような想定外の出来事で家計が圧迫された場合でも、家賃の安い物件に移ることで住居費を調整することができます。
一方で、デメリットもあります。
・間取りや内装を自由に決められない
・一生家賃の支払いが続く
・高齢者は契約更新が難しくなる傾向がある
賃貸では大幅なリフォームや設備の入れ替えができず、退去時には原状回復の義務が生じます。
また、生涯家賃を支払い続ける必要があり、定年後に年金で家賃を賄うことが負担になるケースもあります。
さらに、高齢になると新たな賃貸契約が難しくなる場合もあるため、将来の不安要素となり得ます。
購入のメリット・デメリット
購入のメリットには下記があげられます。
・ローン完済後は住居費を抑えられる
・資産として残せる(相続も可能)
・自由にリフォーム・リノベーションができる
自分の住まいを所有することで、老後の住宅費負担を減らすことができ、生活の安定につながります。
また、自分の好みに合わせて内装や設備を変更できるのも大きな魅力です。
ただし、デメリットもあります。
・簡単に住み替えできない
・維持費や固定資産税などが発生
・購入時の初期費用が高額
購入後は、住宅ローンの返済だけでなく、定期的な修繕費や固定資産税、管理費なども必要です。
また、将来的に売却を検討する際には、ローン残債を上回る価格で売却できるよう、立地や資産価値を見極めて購入することが重要です。
生涯コストをシミュレーション
次に、4人家族が50年間住むことを想定して賃貸と購入の費用を比較してみます。
賃貸の場合(月額10万円の家賃で同じ場所に住み続けた場合)
・敷金・礼金:計40万円
・家賃(50年分):6,000万円
・共益費(1.2万円×12ヵ月×50年):720万円
・更新料(10万円×24回):240万円
合計:約7,000万円
購入の場合(3,900万円の住宅を購入・固定金利1.5%)
・諸費用:約234万円(購入価格の6%想定)
・ローン返済総額:約5,015万円(35年返済)
・修繕積立金(1.2万円×12ヵ月×50年):720万円
・管理費(1.5万円×12ヵ月×50年):900万円
合計:約6,869万円
※住宅ローン控除、固定資産税など上記以外の条件は考慮しない
この試算では、50年間住み続ける場合は購入のほうがやや安くなる結果となりました。
ただし、住宅の劣化状態や立地条件、税金などによって生涯コストは大きく変わります。
購入の場合は、この他に固定資産税などもかかる点にも注意が必要です。
賃貸か購入かを選ぶ際は、仕事やライフスタイル、家族の将来設計、老後の計画などに合っているかが何よりも大切です。
どちらを選ぶにしても、長期的な視点でシミュレーションし、自分にとっての最適な住まいを見つけましょう。
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