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不動産コラム

2025.09.12 NEW

家を現金一括購入すると得?メリットや減税制度についても解説

家を一括で購入すれば、住宅ローンの金利や保証料といった負担がなくなり、将来的な支出を大きく抑えることができます。一方で、現金一括購入には注意すべき点もあります。
この記事では、現金一括で家を購入するメリットと注意点を解説します。

 

家を現金一括で購入するメリット

最大のメリットは、住宅ローンの金利や保証料、手数料などを支払わずに済むことです。
金融機関の審査も不要となり、手続きがスムーズに進みます。さらに、将来の返済リスクからも解放され、大きな安心感を得られます。
例えば3,000万円の住宅ローンをフラット35(35年間返済、元利均等返済、2025年8月時点の最頻金利1.89%)で組んだ場合、総返済額は約4,104 万円。
1,104 万円が金利にあたります。現金で一括購入すれば、この金利分を丸ごと節約でき、ほかの用途にお金を回せます。病気やケガで収入が減っても、ローン返済に悩む心配がない点も安心です。

《 現金一括購入の場合にかかる費用 》

登記費用(所有権移転登記)
印紙代(売買契約時)
固定資産税・都市計画税の日割清算金
管理費・修繕積立金の日割清算金(新築は修繕積立準備金)
仲介手数料(売主から直接購入時は不要)
火災保険料(任意)

《 住宅ローンを利用する場合にかかる費用 》

登記費用(所有権移転登記)
印紙代(売買契約時)
固定資産税・都市計画税の日割清算金
管理費・修繕積立金の日割清算金(新築は修繕積立準備金)
仲介手数料(売主から直接購入時は不要)
火災保険料(任意)
抵当権設定登記費用
金銭消費貸借契約の印紙代
融資手数料・保証料
金融機関指定の火災保険料

このように、現金一括購入では住宅ローン関連費用を大幅に節約できるのです。

 

家を現金一括で購入する場合の注意点

メリットの多い現金一括購入ですが、注意点もあります。

手持ちの資金が減る

一括購入では一度に多額の現金を支払うため、手元の資金が大幅に減り、購入後の生活資金が不足するリスクがあります。
購入後も固定資産税や管理費がかかり、家具・家電の購入やライフスタイルの変化で追加支出が必要になる場合もあります。
将来の教育費や老後資金も考慮し、余裕を残した資金計画が欠かせません。

住宅ローン控除が受けられない

住宅ローン控除とは、住宅ローンを利用して家を購入した場合、一定の条件を満たすと、毎年年末の住宅ローン残高に応じて所得税や住民税が控除される住宅ローン減税制度です。
しかし、現金一括購入では住宅ローンを組めないため、この制度を利用できません。
節税効果を重視する人には不利な面もあります。

税務調査が入ることがある

一括で高額の資金を支出すると、その資金源を確認するために税務署から調査が入る場合があります。
適切に申告していれば問題ありませんが、いざという時に備え、不動産売買契約書や贈与に関する書面、資金の流れを示す書類、借用書などをきちんと保管しておきましょう。

家の購入は一生を左右する大きな買い物です。
購入後の生活資金や将来設計を十分に考慮し、無理のない範囲で購入を進めましょう。

 

 

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